The Journey to Stars〜未知への探求〜

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【excel】ありそうでなかったexcel~IF AND関数を使って、月単位のWBSを作成する

WBS(WorkdownStructure)といえば、

プロジェクトを進める際に、作業をタスクに細分化し、管理するツールのことです。

 

通常は、デイリーで管理するのが一般的ですが、

年間の負荷を見るために、

月ごとのWBSが欲しい・・・

 

と思ったのですが、なかなかなかったので自分で作ってみました。

IF AND関数が使えれば以外と簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

 

STEP1:下準備

1:フォーマット用意

まず、今回の対象となる月を2行目に入力します。

今回は、2020年度下半期で作成してみました。

 

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下準備
2:表記の変更

形式上、2020/7/1となっていますが、今回は月ごとのWBSで、7月丸々のことを指したいので、日付を見えないように形式を変更します。

対象セルで右クリック→セルの書式設定→月までしか表示しないように変更

 

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セルの書式設定
3:書式のコピー

E2セルの書式を他のタブにコピーします。

Ctrl+Cでコピーしたら、コピーしたい先のセルを選んで

Ctrl+Alt+Vを押すと、書式のコピーが一括でできて便利です。

 

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書式のコピー

 

4:CD列に情報を入力

各作業にどれくらいの期間がかかるのか、入力します。

 

STEP2:IF AND式の入力

1:IF AND式の入力

いよいよIF AND式を入力します。IFAND関数は、

 

IF(AND(条件A,条件B),真の場合,偽の場合)

 

という関数です。

 

=IF(AND(E$2>=$C$3,E$2<=$D$3),"■","")

 

もし(E2の値が開始月の値以上、かつ終了月の値以下なら、)

■を表示してください

もし()内の条件にあてはまらなければ何も表示しないでください

 

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IFAND式
2:COUNTIFで工数負荷を確認

最後に、どの月の負荷が高いか、■の数を数えます。

 

=COUNTIF(E3:E8,"■")

 

サンプルのグラフで見てみると12月が一番負荷が高いことがわかります。

これは6項目しかないので、グラフを作るまでないですが^^;

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工数の推移グラフ

 

全体を俯瞰してみてみたい時に作ってみてください。

参考になれば幸いです<(*_ _)>