セキュリティ系の資格を取るときに避けて通れないのが暗号方式。
最初に苦労したところでもありました^^;
それぞれの特徴と色々な形式の問題に慣れる必要があります。
暗号化方式の分類
まず暗号化方式は、鍵の管理方法によって
共通鍵暗号化方式
暗号化と複合化に同じ鍵を用いるのが共通鍵暗号化方式です。
代表的なものはDES、AES、RCがあります。
共通鍵暗号化方式は、データをやり取りする人数が増えるにつれて、
管理すべき鍵の数が増えます。
※引っ掛け問題対策:通信相手が1人の時は、公開鍵暗号方式より鍵が少なくなります
ただし、同じ鍵を使っているので、
処理にかかる時間は公開鍵暗号方式より短くてすみます。
そのほかにもCamellia、KCipher-2があります。
Camellia
128ビットブロック暗号
2000年にNTTと三菱電機が開発
KCipher-2
ストリーム暗号
公開鍵暗号化方式
暗号化と復号化で異なる鍵を使うのが、公開鍵暗号化方式です。
代表的なものはRSA、DSAがあります。
管理する鍵の数が少なくてすみますが、
共通鍵暗号化方式と比べると処理に時間がかかります。
そのほかにもDH鍵共有プロトコル、ECDH鍵共有プロトコルがあります
DH鍵共有プロトコル(Diffie-Hellman)
盗聴の可能性のある通信経路を使っても安全に鍵交換ができる
ECDH鍵共有プロトコル(Elliptic Curve Diffie-Hellman)
DHをより複雑にしたプロトコル
まとめ
最初にどうしても2つの違いが覚えられなくて、
そんなときに参考にしたブログ⬇︎
問題をこなせば覚えられるようになりますが、最初のうちは混同しますよね。。
CRYPTREC暗号リストも更新されるので、
どの暗号が載っているかは要確認です。
Quiz
A1.素因数分解