The Journey to Stars〜未知への探求〜

好奇心の赴くままに。学んだことを中心に書いています。

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【読書】2024年10-12月の読書記録

2024年10-12月に読んだ本の内容、感想をメモしておきます。

参考になれば幸いです<(*_ _)>

 

なぜ働いていると本が読めなくなるのか

なぜ働いていると本が読めなくなるのか

話題になっていて手に取った一冊。

読書に関する本かと思ったら、
「働きながら本が読めなくなるくらい、全身全霊で働きたくなってしまう社会ってどうなの?」
という働き方に対する提言の本だった!
まさに最近私が考えていたところ。
でも、本が読めなくても罪悪感を持つ必要はない。それくらい必死に働いているということ。

働くことに疲れている人、最近スマホばかり見ちゃうな、、という人にオススメしたい1冊です。

未知の他者と会って仲良くなるには、自分に余裕がないといけない。
それは仕事の文脈しか頭に入ってこないときに、新しい分野の本への感受性を失っている体験にとてもよく似ている。
だが新しい文脈という名のノイズを受け入れられないとき。
そういうときは、休もう。
と、私は心底思う。
(p235)

そんな余裕を持てるような、「半身で働く」ことが当たり前の社会に、なってほしい。
何度も言うが、それこそが「働いていても本が読める」社会だからだ。(p236)

働きながら本を読める社会。
それは、半身社会を生きることに、ほかならない。(p264)

だって全身全霊で働けているのは、家族のサポートがあったり、たまたま体力が今はあったり、運よく働く環境が揃っているからです。全身全霊で働くことを美化していると、いつか全身全霊で働けなくなったときーそれは自分が病気をしたりあるいは家族のケアが必要になったりいろんな事情があると思うのですがーなんだか「全身全霊で働けないやつなんて、だめだ」と考えそうじゃないですか(p272)

 

感情に振り回されないレッスン

脳科学中野信子さんによる様々な悩みに関するコラムのまとめ。1ページ1トピックで5章、302のトピックが収録されています。思ったよりもボリュームが多く、積読になっていたのを2024年中に!と読み切りました!!

302もトピックがあったので、色々メモしながら読んだのですが、特に今の私に刺さったのは「嫌な感情も無視しなくて良い」ということ。「嫌」と思う気持ち自体が、自分の心からのメッセージだし、自分がやりたい方向もハッキリする、というのが、今の自分の状態に刺さりました。

読む、その時々の悩みで、響くトピックが違うため、時々パラパラとめくる。そんな読み方も良さそうです。

 

今日から変わるわたしの24時間

収納アドバイザー、OURHOME経営者のEmiさんの時間の使い方に関する本。最近、育児・仕事・自分のやりたいこと、の時間のコントロールが難しくて何かヒントになることはないかと手に取りました。

ささっと仮決めすることで、迷うことを減らす、メインポイントでした。最近、できる時にやろってことが多くなっていたから、即決をもう少し意識してみようと思いました。

冒頭の「時間に追われず、時間を追いかける」という表現が素敵でした......!

 

ブルシット・ジョブの謎

久々に友人に会って仕事の愚痴を話したらオススメされた1冊。

2018年に出版された『ブルシット・ジョブ』の翻訳者の一人でもある著者が、その解説を行った本です。

まず多くの人が「自分の仕事がブルシット・ジョブなのでは?」と悩んでいること、そして第3講「ブルシット・ジョブはなぜ苦しいのか?」で「ブルシット・ジョブは人の精神を消耗するから、悩んでもいいんだ」というのを知れただけで、最近の私の悩みはだいぶ和らぎました。

今やっている仕事に意味が見出せない、上司やクライアントから無意味な仕事を割り当てられ逃げられない人にオススメです。原作も読んでみよう。

印象に残ったところのメモ↓

  • イギリスで「あなたの仕事は、世の中に意味のある貢献としていますか?」という質問に対して、37%が「していない」と回答した。
    →質問者であるデヴィット・グレーバー(人類学者)は追加で調査を行い『ブルシット・ジョブ』を出版
  • BSJにはいくつかの種類がある
    └取り巻き(腰巾着、下働き)....誰かを偉そうに見せたり、偉そうな気分を味わせる仕事(例:ドアマン、受付嬢)
    └脅し屋...人を何か脅したてる要素を持った雇われ人(例:軍隊、企業弁護士)
    └尻拭い...組織の中の欠陥のために存在する人
    └書類穴埋め人(官僚主義的手続き、お役所仕事)
    └タスクマスター(不要な上司、不要な仕事を作り出す上司)
  • BSJとは完璧に無意味で、不必要で、有害でさえある雇用の形態。ただし、例えそうであっても雇用者本人はそうではないと取り繕わなければならないと感じている。
  • BSJは人の精神を傷つける。世界に影響を与えることができない=自己の危機
  • 資本主義以前はタスク指向で働いていたが、18世紀の産業革命以降、労働は他人が自分の時間を買う=時間指向になった。→誰かを働かせるためにBSJをでっち上げることになった
  • 社会的価値と市場価値は乖離している

20歳のソウル

小説が読みたい!と図書館で手に取った一冊。
結果、本当に読んでよかったです。

20歳でその生涯を終えた浅野大義さんの生涯を吹奏楽を中心に描いた一冊。仕事終わりに読み始めて、夜が更けるのも構わず泣きながら一気に読みました。

最近、意義のないと感じてしまう仕事にアサインされて、その嫌さからだらだら仕事をしてしまうことが多かったけれど、改めて、自分の生きてる時間を割いて仕事をしているんだ、生きている時間を無駄に使ってはいけない、
と意識させられました。

当たり前なんだけど、
日々過ごしているとわすれてしまう。

久々に人に強くおすすめしたい小説でした。

 

はい、総務部クリニック課です。

 

ある会社に新設されたクリニック課(会社内にある診療所)の日常を描いた1冊。

1作目と2作目を読んだのですが、個人的にはメンタルケアを中心に描いた2作目が気に入りました。

でも「オレの人生は安くない」という言葉には、思わず考えさせられてしまった。お金は大事だけど、じんま疹を出しながら身を削って働いて、最後に何が残るというのか。