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<IT単語帳/マネジメント>セキュリティリスク分析手法まとめ

ITも発展して、会社では様々なセキュリティリスクがあり、、、

といっても全てに対応するのは難しいし、どこまで投資すればよいかの判断は難しいですよね。

その時の一つの指標にするために、リスクを定量的、もしくは定性的に測るリスク分析の手法があります。

テストでも出題されるのですが、あまりまとまったサイトがないので、図にまとめてみました。

 

セキュリティリスク分析手法まとめ

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押さえるべきポイント

テストに合格するためだけれであれば、

ALEアメリカで開発された定量分析

(↑これだけ覚えればOK、と言っても過言でないと思います。)

あとは、

JRAM=日本

CRAMM=イギリス

を覚えておけばよいと思います。

ALEの公式を見ると、「なんだか難しそう・・・」と思うのですが、

具体例を考えるとそんなに難しくないです。

例えば、

1万円で建てた犬小屋があって、

台風で半壊してしまう可能性があり(その場合修復費用は5,000円)

台風が1年間に来る可能性が20%だとすると、

ALE=5000円X 0.2 = 1000円

ということになります。

それにしても、計算方法がUpdateされていないということは、

情報資産の値付けと、リスクの計測が難しいということなのでしょうか。

確かにセキュリティ事故は起こるとその被害額は莫大だし、

一方で起こらない可能性もあり、、

どこまでその不明瞭なリスクにお金をかけるか、測るのは難しい。

ただ、2017年中に発生した合計386件のインシデント情報をベースに、

JNSA(Japan Network Security Association)が発表した資料によると、(https://www.jnsa.org/result/incident/

一件あたり平均想定損害賠償額は、5億4,850万円。

この数字をみると、やはり情報を取り扱うにあたっては、

なんらかの対策を導入しなくては、と思いますね。

*CRAMMの開発手法については諸説ありましたが、以下のサイトを参考にしました。

https://www.enisa.europa.eu/topics/threat-risk-management/risk-management/current-risk/risk-management-inventory/rm-ra-methods/m_cramm.html

 

ここまで詳しく理解する必要はないとおもいますが、

実際の質問票なども見ることができて勉強になるJPAのサイトです⬇︎

https://www.ipa.go.jp/files/000013299.pdf

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