The Journey to Stars〜未知への探求〜

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<IT単語帳/マネジメント>ノウハウ、スキル、ナレッジの違い

ビジネスシーンで、

ノウハウ、スキル、ナレッジ

という言葉をよく見かけます。

ただ、これらの使い方が曖昧になっている気がして...

かつ、上手く図にまとまっているものがなかったので、この機会にまとめてみました。

 

ノウハウ(Know-how)=知恵とは

ノウハウは経験から得られるものです。

ある物事を進める行う際の手順や方法についてのコツを指します。

日本語では、知恵と訳されるように、単なる知識だけではなく、それを使って物事を遂行できる能力、応用力、適応力ことを指します。

よって知的財産(見えない資産、企業の競争力の源泉となる)の一種となります。

何か定義がないかな、と探したところ、独立行政法人工業所有権情報・研修館の定義を見つけました。

3)ノウハウとは何ですか
ポイント:秘密に管理されている情報や手法のことをいいます。
主として産業上の技術に係わる秘密性を有する知識・経験に基づくもので、経済的価値を持つものです。
 技術的知識・経験・秘訣・個人的熟練や秘密方式等多様な例が示されています。 
『知っておきたい知的財産契約の基礎知識』2. 知的財産の契約に関する基礎知識

[INPIT]知っておきたい知的財産契約の基礎知識について | 独立行政法人 工業所有権情報・研修館

スキル(Skill)=技能とは

スキルも経験から得られるものです。

日本語では、技能、技術と訳されるように、経験を通して身につけた専門能力を指します。

ノウハウを使う力、とも言えるでしょう。

ナレッジ(Knowledge)=知見とは

広義には、書籍から得られる情報という意味もありますが、

ビジネスの世界では、単なる知識ではなく、実践を通して得た経験や知識を共有できる状態にしたものを意味します。

日本語では、知見と訳されます。

ノウハウを形式知化(言語で可視化)することでナレッジになり、

ナレッジを活用しまた新たな物事に挑むことで、新たなノウハウが生まれる....という相互関係になります。

まとめ

ビジネスシーンでよく使われる、ノウハウ、スキル、ナレッジの違いをまとめてみました。

イメージ化してみるとこんな感じかなと思います↓

ノウハウ、スキル、ナレッジの違いのイメージ

日本語や英語が混ざって使われたり、

似たような意味合いのため、あやふやな状態で使われることが多い気がしています。

上記が絶対の正解、ということですが、大切なことはこれらの言葉を定義をしっかり守って使うことかなと思います。

参考になれば幸いです。

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