第一子育児中のririです。
初めての育児でわからないことが多く、育休中に気になる育児関連本を読みました。
特に、ネントレ関連の本は産後直後によく読んだので内容、感想をメモしておきます。
子供が生まれたばかりのころを振り返ってみると、パーフェクトではなかったですが、色々な方法を知っていたおかげで、割と早めに(4ヶ月くらい)夜通し寝てくれるようになったかな、と感じています。(もっと早く夜通し寝てくれる赤ちゃんもいると思いますが......)
個人的オススメ順に、読んだ本を6冊紹介します↓
どれを読もうか迷う人はジーナ式+何か1冊、目を通せばいいのではないかと思います。
参考になれば幸いです<(*_ _)>
- ジーナ式カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座
- 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
- 賢い子は1歳までの眠りで決まる
- 家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド
- 0歳でも、1歳からでも大丈夫! 赤ちゃんが夜早く、長く眠る かんたん ねんねトレーニングBOOK
- 7日間で完結!赤ちゃんとママのための「朝までぐっすり睡眠プラン」
- まとめ
- 他の育児関連記事
ジーナ式カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座
カリスマ・ナニーとして世界中の300人を超える赤ちゃんのお世話をした、ジーナ・フォード氏が編み出した
赤ちゃんの生活のリズム付け(寝かしつけ、ネントレ)に関する方法論を説いた本。
私が初めて読んだ寝かしつけの本でした。
出産後、接する助産師さんからは、口々に
「赤ちゃんのミルクは欲しがる時にあげてください」(=本書で言う「ディマンド・フィード」)
と教えられていたので、授乳と睡眠のリズムを整える「ママ主導」のやり方には驚きました。
しかも赤ちゃんの成長に合わせて、
かなり細かく授乳のタイミングと寝かしつけのタイミングが決まっています。
ジーナ式で赤ちゃんを慣らしていくと、
夜にしっかりと眠ってくれるようになり、
赤ちゃんもお母さんも元気に日々を送れる、というものです。
色んな睡眠トレーニングの本はありますが、
本書には最も詳しく月例別のスケジュールが掲載されています。
少々読むのが億劫になるかもしれませんが、
睡眠トレーニングを行うなら読むべき1冊だと思いました。
訳者の高木さんがあとがきで書いているように、
誰にでも当てはまるものではないと思いますが、
方法論の1つとして知っておくのは良いと思いました。
子育てに悩みは尽きません。
赤ちゃんが三者三様なら、母親も同様で、既存の育児書同様、
この本のメソッドが誰にでも当てはまるわけではありません。
しかし、ママにも赤ちゃんにも優しい子育て法として、日本の悩めるママたちの選択肢の一つとして定着することを祈っています。
(訳者あとがき)
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
娘さんの壮絶な夜泣きとの戦いがきっかけで、夜泣き改善方法を研究した清水悦子氏の本。
ご自身が試行錯誤された結果見つけた、日本人の生活スタイルに合わせた睡眠改善方法が書かれています。
基本のポイントは以下3つ。
- 体内時計をリセットするため、朝7時までに起こす
- 昼寝の時間を調整し、日中は活動させる
- 夜8時までに寝ることを目標にする。寝る前の30分は赤ちゃんとゆっくり過ごす
月齢別の睡眠スケジュール、赤ちゃんのタイプ別寝かしつけ方法の記載もあり、
ボリュームも多すぎないので、迷った方はこちらから読むのも良いと思いました。
賢い子は1歳までの眠りで決まる
神経科学者のポリー・ムーア博士が自身の子育てを通じて開発した、NAPSメソッドについて解説した本。
基本は他のネントレの内容とそう変わらない印象を受けましたが、ポイントは人間の基礎的休息活動周期(BARC、90分の活動サイクルのこと)に沿って子供を寝かせるということ。
他の本だと明確なスケジュールが書いてあるので、初めの頃はそれに添えていないと焦ってしまうこともあると思いますが、この本を読んでから「最低限90分のサイクルを守っていればいいかな」と考えられるようになりました。
明確なスケジュールを守るのは抵抗があるけど、赤ちゃんの睡眠について知りたい!と思っている人におすすめ。
印象に残ったところのメモ↓
・脳は刺激を受けるだけではなく、刺激を受けた後に睡眠をすることが大切
・赤ちゃんは「よく眠った」状態を知らないため、親が教えてあげる必要がある
・人間には90分サイクルの覚醒周期(BARC)があり、この90分が終わるタイミングに合わせて赤ちゃんを寝かしつけるのがスムーズ ※15分以上ぐずると次の覚醒サイクルに突入してしまう
・まずは起きた時間をメモする(Note)→90分後の時間を記録する(Add)→遊ぶ(Play)→90分たったら寝かしつける(Sooth to Sleep)のサイクルに気をつける
家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド
0歳でも、1歳からでも大丈夫! 赤ちゃんが夜早く、長く眠る かんたん ねんねトレーニングBOOK
- ゆるゆるネントレ(ゆっくりトレーニングする)
- スピードネントレ(最短2日でネントレする)
の2つの方法、寝かしつけのコツを紹介しています。
イラストも多く、分厚くないので、「そもそもネントレって何?」「まずは簡単に概要を知りたい」という方にはオススメです。
一方で、年齢別の対応や細かいプログラム内容は書いていないので本格的に取り組みたい方には物足りないと感じると思いました。
→赤ちゃんは睡眠のうち、レム睡眠(浅い睡眠)が多くを占める※大人のレム睡眠は20%程度
→そのため何度も夜中起きてしまう
→生活リズムを整える+抱っこ・おっぱいなしで眠る練習(=ネントレ)が必要
- すぐ抱っこしない(泣く=抱っこしてもらえる!と思ってしまう)
- 夜中に泣いたらまずは見守る
- 寝入っていない時にベッドに置く
- 赤ちゃんに説明する
スピードネントレの方法 ※ポイント抜粋
- パパと話し合う
- パパと赤ちゃんの2人っきりの時間を増やす
- 赤ちゃんに説明する
そのほかの寝かしつけのコツ
- 触る、触れる、なでなでする
- リズムを使う
- ふくらはぎを温める
- 言葉や動作を使って赤ちゃんに説明する
- ママの好きを伝える
- 赤ちゃんと呼吸を合わせる
7日間で完結!赤ちゃんとママのための「朝までぐっすり睡眠プラン」
小児科医のキャサリン・トビン氏が、10年の経験・16万人のコンサルティング・このメソッドを実施した親子への聞き取りを基に赤ちゃんの睡眠についてまとめた1冊。
朝までぐっすりプランを簡単にまとめると、ポイントは以下3つ。
- 睡眠トレーニングを行う絶好のタイミングを見極めて行う
→生後6-8週がベスト。9ヶ月以降だと遅くなってしまう - 気持ちのいいベッドタイムを作る
→WOW=ホワイトノイズ(White Noise)・口を落ち着かせる(Oral ease)・くるむ(Wrap)の3つが基本 - 眠りに誘う
→お母さんの声で赤ちゃんは落ち着く。ゆっくり話しかけたり、子守唄を歌うことで赤ちゃんを落ち着かせることができる
実際このメソッドを実践した親子の声が各所に散りばめられています。
このメソッドを実施する上での疑問に対してキャサリン氏が回答する部分も多くあり、割とボリュームがある本になっています。
上記のWOWは実践してみようと思いました。
※Amazonのレビューで「読みにくい」という感想があります。
確かに、口語的なところが多いので(特に前半)他の本と比べるとクセがあります。(それが面白いと感じる人もいると思いますが)
まとめ
6冊の本を読みましたが、共通して大切だと書かれていたのは、
環境(安心できる環境を作る)とリズムを整えること
だと思います。
赤ちゃん任せにしてはなかなかリズムは整えることができないので、そこは親がある程度1日のルーティンを作ってあげる必要があると思いました。
我が家は、ジーナ式まで完璧!にはできませんでしたが(中には完璧にジーナ式を守れた、というブログもありました....すごい....)
ある程度の流れを作ることで、寝る時間がだいたい決まり、夜中も起きなくなっていったように思います。
とはいえ、赤ちゃんの気質・親の生活リズム&性格も関係するので、完璧を目指さず、あとは親と赤ちゃんがストレスにならない方法を探るのが良いと、乳児期を振り返って思います。
寝かしつけがうまくいかないと、親子共にストレスで疲れてしまうので、この記事が何か、参考になれば幸いです<(*_ _)>
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