美容家、神崎恵さんの『美を育てる』を読んだのでメモ。
この本では神崎さんがこれまでに経験し手にいれてきた美に関するコツが、
- 肌
- ボディ
- 骨
- 声
- メイク
- 髪
- 睡眠
- フェムケア/ホルモンケア
- 表情
- ストレス
- 意志と思考
という11のパーツごとにまとめられています。
「美」と言うと、スキンケアやメイクをイメージしてしまいますが、
考え方から、睡眠まで、日々のあらゆることが美につながるんですよね。。。
正直、神崎さんは美容のプロなので「ここまでは真似できないな」というものもありましたが、印象に残ったところをメモしておきたいと思います。
肌
11.アイクリームは、朝・昼・晩!
目元はデリケート。ストレスが重なるパーツだからこそ、丁寧なケアをする
ボティ
17.自分の裸を好きになる
年齢、体型といったネガティブにとらえられがちなこととは関係なく、幾つになっても堂々と着たい服を着こなせて、脱いだときも気持ち良く自分の裸ごと楽しんでいる人が魅力的だと思うのです
22.理想のボディメイクの達成には「気合い」がマスト
ボティメイクは決意や集中力を持続させるため、短期間の目標を積み重ねる
声
29.スキンケアの延長で喉のケアも行う
大切なものへのこだわりをもつことは、楽しいものです。
そして自分をケアしていることが、『自分は大切な存在』だと思えるきっかけになると感じています。
31.表情のある声で伝える
人前で緊張する場合もあると思います。
上手にやろう、いいことを言おう、と気負わず「繋がりたい」という気持ちを声に乗せる感じが大切。
32.ストレス解消のためにも声に出して「笑う」「泣く」
声に出して笑ったり、泣いたりすることで心をデトックスできる
メイク
36.メイク法の見直しは定期的に
最近、顔全体の印象が垢抜けていないな••••••。そう感じたら、まずはメイクから見直すことです。眉の色やベースのつくり方などが、数年変わっていない人は特に注意が必要です。
39.眉だけで、顔は生まれ変わる
眉の印象は顔の印象を激変させる、可能性を秘めたパーツであり、かつメイクも難しいパーツ。
攻略することでキレイの可能性を広げることができるので、学び直してみると良い。
髪
44.キレイの8割は髪で決まる
髪は、髪質に関係なく美しく育めます。持って生まれた自分の髪質を諦めないことが肝心です。
睡眠
49.定期的に睡眠環境を見直す
ただ寝るのではなく、良質な睡眠を得るために、面倒くさがらず、諦めず、決めつけず、定期的にベッドルームをアップデートしていきましょう。
フェムケアとホルモンケア
55.体と心の声に耳を傾ける
数字で納得せず、自分の体や心が送ってくる”今までと何か違う”というサインを見逃さないこと。結果、自分にとって良いタイミングで、これからの体について考えるきっかけになりました。
表情
61.目に熱を込められる人になる
目に熱を込めることができたら、心を開通させ、心をとらえることができる。それはテクニックでは通用せず、うわべだけで目線を合わせることでも叶わない。必要なのは”心ごと”込めることしかないのだと思います。
ストレス
63.ポジティブ変換をマスターする
ベースとして気持ちをおおらかに持つ。
嫌な出来事はコメディ仕立てにして笑い飛ばす。
柔軟な考え方を持つ。
など、ストレスが直撃しないよう自分の心を守れる方法=”エアバック”を用意しておく
意志と思考
68.思い込みを捨てて自由になる
ただ誤解を恐れずにいうと、美容は絶対に取り入れなければいけないものではないと思っています。あると便利で、得することもあるし、自分をより良く見せることで新しいチャンスを掴みやすくなる、それも美容の持つ力の人流。知っておくといいよね、という知識です。
(中略)
あくまでも、自分がラクになるため、生きやすくなるための”手段”としての美容。命がけでやらなくていいのです。
(中略)
美容は苦しくなるものではなく、時に背中を押したり、力をくれるものであって欲しい。
自分の美しさとは、個性とは何か、自分を起点にして考えて”こうありたい”を持ちながら、美容を適度に取り入れていくスタンスが健全なのではないかと思っています。
感想
神崎さんの様々な美容のコツが紹介されている1冊でした。
さすが美容家、自分にはレベルが高くて真似できないと思うものもありましたが、(甘味料へのこだわり、定期的な検査)上記にメモした部分のように、すぐに取り入れてみようと思うものもありました。
そんな中でも特に神崎さんの美に対する考え方は真似したいと思いました。特に「はじめに」の部分で書かれている内容が好き。
「変化」にはいつだって不安がつきまとうものです。
でも今ある変化、そしてこの先に起こるかもしれない変化から目を背ければ、さらに不安が生まれ、頑張る気力を削がれてしまう。
必要なのは、ただ怖がることではなく、知り、行動すること。
少し先の自分を想像し続けながら、工夫し、先手を打つことです。
「美を育てる」ことは「自分を育てる」ことなのだと思うのです。
美しさは力です。自分らしく生きるための力になる。
常に自分が目指す美に向かって、アップデート/変化を取り入れて進化していこう、と言うのがキーメッセージだと感じました。
日々のスキンケアもついサボってしまいがちですが「自分を育てている」という意識を持って、できることから始めたいと思います。
スキンケアもメイクも最近ちっともアップデートできていないので、この機に色々と勉強してみようと思いました。
おまけ:巻末に紹介されている美容アイテム(抜粋)
本の巻末には、神崎さんのこだわり美容アイテムがテーマ別に53個紹介されています。今すぐに全てを取り入れるのは難しいけれど、個人的に気になっているアイテムをメモしておきます。
毛穴を攻略で紹介されている2アイテム
シミで紹介されている1アイテム
目元ケアで紹介されている4アイテム
デリケートゾーンで紹介されている2アイテム