The Journey to Stars〜未知への探求〜

好奇心の赴くままに。学んだことを中心に書いています。

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<PMP>独学・約2ヶ月で一発合格!コスパ重視の勉強記録・合格体験記

PMPを受け無事合格!したので、今回も勉強記録を残しておきたいと思います。

今回はコスパ重視で勉強をしたので独学で勉強したのですが、分野でAbove Targetを達成することができました!

試験を受ける前は、いつも色々な方の受験記を読ませていただいているので、
この記録もこれから受ける方の参考になれば幸いです^^

 

受験のきっかけ

最近プロジェクトマネジメントをすることも多くなってきました。

上司との面談でも、
「そろそろPMPを取らないとね-^^」
と言われていたこともあり(プレッシャー....)、体系的にプロジェクトマネジメントを学ぶ良い機会!と受験を決めました。

概要

PMPの試験概要はこちらです

試験名 Project Management Professional
問題数 180問(うち5問は採点されない)
出題形式 選択式
試験時間 230分
合格スコア 106問(60%以上)
受験費用

会員U.S.$405/非会員U.S.$555

出題内容

People:42%
Process:50%
Business Environment:8%

約4時間の長丁場の試験です...

勉強スケジュール

まずは何をどれくらいやったかの記録↓

本当はもう少し早く受験したかったのですが、
仕事や家事をこなしながらだとこのスケジュールが限界でした。。。

独学にしてはまぁまぁ短期間で受験することができたのではないかと感じています。

1点反省としては、受験資格の申請後、承認されるまでは1週間は弛んでしまったなぁという点でしょうか。

使用教材

今回はコスパ重視で以下3つの教材を利用しました。

1.(e-learning)Udemy PMP Exam Prep Seminar =35時間研修

PMP受験資格として35PDU(時間)の研修を受けていることが必要です。

様々なe-learningやオンサイト講座がありますが、
今回私はコスパ重視で臨んだので、Udemyのこちら↓のクラスを受講することに決めました。

PMP Exam Prep Seminar - Complete Exam Coverage with 35 PDUs icon

事前に色々なブログを読んでいて、このコースはセールになるとわかったので
マークしておき、安い時を狙って購入しました!

こんな感じでセールが行われます。時期によって、1300円〜2000円程度になりそうです↓

講座は英語でしたが、割とシンプルな英語なので理解しやすかったです。字幕をつけることも可能。
また一つのセクションが短いので隙間時間の学習にも向いていると思いました。

もちろんしっかりと35PDUの修了証明書も取得できます!

「流し聞きした」という方もいましたが、私は割としっかりメモを取りながら聞いていました。こんな感じ↓


ちなみに、各章の最後に講師のジョセフさんのコーチングセッションなるものがあり、
「Keep Moving Foward!」「集中して終わらせよう!」
と励ましてくれます。個人的にそれがちょっとした励みになり、好きでした^^

2.(本)PMP®試験合格虎の巻 新試験対応

上記Udemyの講座を受けながら、不明瞭なところはこちらの本↓で確認しました。

各章ごとにテストがついているので、基本の知識の定着に良いと思います。間違った問題・自信のない問題には付箋をつけて繰り返し解きました。

ただテストは割とシンプルな問題の作りになっているので、本番に挑むにあたっては後述するJPSのeラーニングを受けるのが良いと思います。

3.(e-learning)JPS eラーニングシステム

より実戦に近い形で問題に慣れるため、こちらの講座↓も使用しました。

【最新版】【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験(2023年9月~) | JPS eラーニングシステム

10問ずつ出題されるため、復習しやすくよかったです。

ただ、PMBOKのカテゴリではなくPMP試験と同じカテゴリである”ビジネス/プロセス/人”に沿って問題が出されるため、基礎知識が身に着く前に解き始めると混乱するかも...と思いました。

間違った問題だけを抽出する機能はないので、間違った問題の番号を紙に書いておくと復習の際に役立ちます。

4.追加のアジャイル関連本

色々なブログを読んだ際に「アジャイルに関しては追加書籍を読んだ」と買いてありました。

JPSのeラーニングシステムを受ける前は、
アジャイルイテレーションスクラム、XPとか基本用語わかるし、大丈夫でしょ」と思ったのですが、その程度では全然ダメでした!!笑

最近のPMPではアジャイルの出題される割合が多いそうなので、
よほど普段から慣れ親しんでいる人以外は追加で書籍を読んだ方がいいですね。

私が読んだのは以下2つです。

①SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

↑ストーリー仕立てになっており、絵があってわかりやすいです。基本用語はこれで抑えられると思います。
 
PMBOKガイド®第7版対応 アジャイル型プロジェクトマネジメント

PMBOKの他のカテゴリも網羅しながらアジャイルについても学べます。最後に全体の復習として、わからない単語がないかの確認としても使いました。
アジャイルに特化しているわけではないので、アジャイル部分だけ学びたい場合は、SCRUM BOOT CAMPの方がおすすめです。
ちなみに、こちらの記事に基本単語もまとめましたので、よろしければご覧ください↓

<IT単語帳/テクノロジ>アジャイル開発で覚えておくべき単語 - The Journey to Stars〜未知への探求〜

 

試験の感想

休憩2回を挟み、トータルで3時間30分かかりました。休憩は60問ごとに10分間ありますが、退出&再入場手続きの時間を加味すると、お手洗い+飲み物を飲む程度ですぐに時間になりましたね。

PMPは単純な知識問題ではなく、問題ごとに場面にあった回答を選ぶことが求められるため、全問終わった後も合格を確信できるほどの自信がなく、再度全体を見直しました。

また日本語で問題文を読んでもすぐにわからないものは、英語に切り替えて回答を考えました。

最後に意を決して試験終了ボタンを押し、テストのアンケートに回答。受付に戻るとレポートが手渡されます....(他の方のブログによると、アンケート画面の後に結果表示が出るらしいのですが、緊張で見落とした?ようです...)

ドキドキしながらレポートを見ると「....successfully passed the examination.Congratulations on this achievement」とあるではないですか!

安堵に胸を撫でおろして、家路につきました。

詳細なレポートは試験翌日にはWeb上で見ることができました。嬉しいことに全分野でAbove Targetを達成することができました!

まとめ

今までなんとなく仕事の中でやってきたプロジェクトマネジメントを体系的に勉強することができたのは良かったです。

膨大な知識が必要とされるので、途中心が折れかけましたが、その度に
「1回で受かるんだ!!」
と気合を入れ直し勉強に励みました。

なお、今回の試験を受けるにあたっては以下を方針にしていました。 

  1. コスト重視(1回で受かる/なるべくお金をかけない)
  2. 無理しない
  3. 毎日少しでも取り組む

ですので、e-learningベース&独学というスタイルで取り組みましたが、会社がお金を負担してくれる場合は外部講座を利用すればもっと短期間で受けることができるかもしれません。

おまけ1:参考にさせていただいたブログ

受験にあたっては以下のブログを参考にさせていただきました。
情報収集は重要ですので、ぜひ参考にしてみてください。

ipa-complete.com

qiita.com

www.pm-samurai.net

note.com

gogopandablog.com

おまけ2:PMP取得にかかった費用

今回PMP取得にかかった費用は以下の通りで、約10万5千円という結果でした。

カテゴリ 金額
Udemy PMP Exam Prep Seminar 1,500円
PMP試験合格虎の巻 新試験対応 3,520円
JPSeラーニング:【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験 15,900円
アジャイル追加学習本(2冊) 5,720円
PMI本部(米国)入会金・年会費 約2万円
PMP受験料 約6万円

おまけ3:おすすめの勉強道具

◼︎金のロルバーン
昔からロルバーンは使っていましたが、ここ最近、ゲン担ぎに金のロルバーンを使っています。大きすぎないサイズ感が好きです。
何度も間違えてしまうJPSeラーニング問題はスクショ→印刷して重点復習しました。

 
◼︎無印の単語帳
今回わからない単語は単語帳に書いてまとめました。
単語そのものについて問われることはないですが、基礎知識として単語の意味がわかっていないと問題は解けないです。
自分で調べる手間がかかりましたが、知識の定着につながって良かったです。
アプリを利用する方法も考えましたが、アプリだとついついSNSやWebサーフィンをしてしまうので^^; このアナログな方法が集中できました。

 

◼︎三菱鉛筆 ゲルボールペン ユニボールシグノ太字

この太字のペンがサラサラと書きやすく重宝していました。
解答が合っていた際に、大きく太く丸をつけられるのもテンションが上がった!!

おまけ4:息抜きに見ていたYoutube

プロジェクトマネジメントについて発信しているITODAさんのYoutube

わからない単語の解説動画や、ビギナーシリーズ↓を息抜きに見ていました。

www.youtube.com

個人的に特に好きだったのはこのVol3↓

www.youtube.com

プロジェクトマネジャーに求められるのは、プロジェクトマネージメントの深-い知識と深-い技術なんですね。

もっと簡単に言いますと、やりくりの専門家としての深-い知識と深-い技術が求められているんですね。そしてプロジェクトマネジメントの知識と技術はどの業種・業態・案件でも共通して使える専門的な知識と技術なんですね。だからISOにもなっているんですよ。

ちなみにですね海外ではプロジェクトマネジャーは専門職、Professionalに部類されている職業なんですね。

心が折れそうな時にこの動画を見て、「合格したら”Professional"を名乗るれるんだから頑張らねば!」と気合を入れ直しました。

気分転換におすすめです♪