The Journey to Stars〜未知への探求〜

好奇心の赴くままに。学んだことを中心に書いています。

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【出産】愛育病院での出産記録

この度、東京・愛育病院にて第一子を出産しました。

妊娠中は色々な方の出産レポを読ませていただいたので、この記録もこれから出産を迎える方の参考になれば幸いです^^

 

愛育病院を選んだ理由

愛育病院を選んだ理由は3つあります。

1.妊婦健診先の病院の提携先だった(セミオープンシステム)

まずは、妊婦健診先の病院の提携先だったこと。

私は妊婦健診は都内の個人の産婦人科に通っていました。

妊娠発覚時に受診したクリニックが、
自宅と職場の両方から通いやすく、
たまたま先生との相性も良かったため、
そのまま個人クリニックで検診を受けることにしたのですが、その病院が愛育病院セミオープンシステムで連携していたので、担当の先生からも分娩先として薦められました。

もちろん希望があれば他の病院も紹介してもらえましたが、分娩予約がスムーズだという事でした。

ちなみに、セミ・オープンシステムとは、臨月になるまでは個人クリニックで検診をして、臨月(10ヶ月目)&出産は愛育病院で行うというシステムです。愛育病院のサイトから定義を引用しておきます↓

産科オープン・セミオープンシステムとは、病院の設備とスタッフを地域の診療所の医師に開放(オープン)して、共同で病院を利用するシステムです。 このシステムでは妊婦健診は近くの診療所で受け、分娩は病院や周産期センターで行うことにより、分娩の安全性と妊産婦さんの利便性を保ちながら、 それぞれの医療機関の特性を生かした役割分担が可能となります。

産科オープン・セミオープンシステムのご案内 | 医療連携について | 愛育病院

2.自宅からの近いこと

2つ目の理由は自宅から近いこと。

何かあった時にもすぐに行けるように、自宅から車で1時間以内の場所にしたいと思っていました。

3.無痛分娩ができること

最後の理由は、無痛分娩ができる、ということです。

妊婦になってから知ったのですが、無痛分娩をいつでもやっている病院って少ないんですよね。。。愛育病院は、曜日・時間関係なく麻酔を受けることができます。

ただし計画無痛(産む日を予め決めて、その日に誘発剤や麻酔をかけて産む)ではなく、あくまでも陣痛が来て、ある程度子宮が開いたら麻酔をかけるスタイルです。(愛育病院では「麻酔分娩」と呼ばれています。)

麻酔科 | 診療科のご案内 | 愛育病院

産院って8-9週くらいには決めないといけないんですよね、、(早...)

私は、この時期はつわりで気持ち悪く、情報を調べる気力なし...で正直、頭が回っていなかったです。

実母には「私も自然分娩で産んだし、無痛にこだわらなくてもいいんじゃない?」と言われましたが、なんとなく、「無痛の方が、体へのダメージが少なそう」と思っていた私は、選択肢として無痛分娩もある愛育病院を選びました。

実際に産む方法は臨月に決めるので、もし妊娠初期で無痛分娩を迷っている方がいらっしゃったら、とりあえず無痛分娩もやっている病院を選ぶことをオススメします。

出産レポ

私は結果的に予定日を超過→計画入院→誘発分娩という流れで出産しました。

一昔前はお母さんと赤ちゃんが大丈夫なら自然に陣痛が来るまで待っていたらしいのですが、今は”42週になる前に産みましょう”という考え方が主流のようです。

1日目(予定日+8日)

ラミナリア処置をする予定だったが、処置がうまくいかず、翌日にバルーン処置から仕切り直すことに。そのまま入院。

2日目(予定日+9日)

深夜に破水。6:00頃まで陣痛に耐えたところ子宮口が4cmに。バルーン処置が不要という判断になり、促進剤の投与を始める。

朝食2時間後の10:00に麻酔投与開始。15:00には子宮口が全開(10cm)になる。

ただ診察の結果、赤ちゃんの頭が股側を向いている回旋異常だった。助産師さんの指示に従って色々な体位をとり(ヨガのポーズとか四つん這いとか)、赤ちゃんの頭が正しい向きになるように努力する。

19:00になっても回旋異常が治らないためこのまま分娩を行うことに。やはり頭が上手く出てこないため、2回ほど吸引。

4回ほどいきんだところで20:00過ぎに赤ちゃんが誕生!

大部屋・個室について

入院部屋は出産後に希望を聞かれます。個室希望の場合は空いていれば入れるという感じです。

大部屋(4人部屋)の他に、以下の個室があるとHPには書かれているのですが、
私が聞かれた時は7万円の特室 、3万5千円の個室、2万円の個室しか選択肢にありませんでした。

出産のための入院費用のご案内 | 入院のご案内 | 愛育病院

私は大部屋と個室、両方とも経験しました。

まぁ想像通りなのですが、せっかくなので、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみるとこんな感じです↓

私の時は出産が重なったようで、個室に空きがなく、まずは大部屋に入院することになりました。産んですぐの夜は疲れもあったのか、他の方の生活音も同室の赤ちゃんの鳴き声も気になりませんでした。

ただ次の日の夜は娘が鳴き止まず、泣いた時に他の人に申し訳ない…という気疲れがすごかったです。またやっと寝た時に他の方の赤ちゃんが泣いて目が覚めてしまい全く眠れませんでした。

たった1日のことなのですが、産後すぐだったこともあってか、私は泣き止まない自分の赤ちゃんにも限界…とにかく赤ちゃんの鳴き声も聞きたくないと感じてしまい、涙が止まらなくなってしまいました (T_T)

幸いこのタイミングで個室が空いたとのことで移動が可能になりました。お金はかかりましたが「このために働いたんだ!」と思って即移動を決意!個室にして本当に良かったと思っています。

実は産んですぐの夜に、向かいのベッドのお母さんも同じような状況で泣いているのが聞こえてしまいました。その方もすぐに空きが出たら個室に移動されていました。その時は「赤ちゃんが泣くのはお互い様だよ〜なかなくて大丈夫だよ〜」と内心思っていましたが、いざ自分の赤ちゃんが一晩中泣き止まないと追い詰められてしまいますね…

上記にも書きましたが、以下の点でとにかくストレスが軽減されました。

  • 持ってきた荷物を広げられた(大部屋だとスーツケースを広げるのは難しかった...)
  • 夜中の授乳時にテレビを気にせずつけられた
  • 小腹が空いた時に気を使わずお菓子を食べられた
  • 夫が面会に来てくれた時にゆっくり話せた(大部屋ではベッドに腰掛けるしかなかったが、個室ではソファがあったため)
  • お風呂、トイレに行く際に忘れ物があってもすぐ取りに行けた(替えの下着、タオル、ボディソープ等)
  • 次の人を気にせず、ゆっくりシャワーを浴びれた

入院中は、赤ちゃんが寝たと思っても助産師や医師の診察があり慌ただしいので、正直寝る時間はあまり増えなかったですが、とにかく人に気を遣わないので精神面でゆとりが少しゆとりができました!

もしも次回入院することがあれば、間違いなく個室希望にします!!

※ちなみに私の部屋は新生児室のすぐ近くでした。そのため敏感な人だと音が気になるかもしれません。音に敏感な方は、個室移動の際は念のため、どのあたりの場所か聞いた方が良さそうです

入院中の食事について

病院によってはお祝膳やコース、おやつに有名どころのスイーツが出るところもあるようですがそういったサービスはありません。

入院前に愛育病院の食事は美味しくない、と言う情報もありましたが、バランスの取れた食事という印象でした。

私は食事基準で選ばなかったので特に気になりませんでした。

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感想

初めての出産でしたが、愛育病院の皆様にお世話になり、無事に出産に臨むことができました。

特に、助産師さんのサポートには助けられました。出産前は優しくケアしてくださり、出産後は知識が豊富なので、疑問に思ったことにはなんでも答えてくださいました。

また担当の麻酔医の先生が非常に素晴らしかったのが印象的です。麻酔をかける時の説明が非常にわかりやすく丁寧でだったので、安心して麻酔分娩に臨めました。

これから出産される方の参考になれば幸いです<(*_ _)>

おまけ1〜これから出産される方へのアドバイス

振り返ってみて、これから出産に臨まれる方へのアドバイスとして書かせていただきます。

ラミナリアやプロウペスについて調べておく

予定日を超過した場合、ラミナリアやプロウペスを使って、子宮口を柔らかくするのですが、予定日を超過することを全然意識していなかったので、この辺りの知識を全く持っていませんでした。

40週の検診で、その場で方法を決めなければならず、昔からあるメジャーな方法&安価というだけでラミナリアを選んでしまいました。

事前に調べて知識を持った上で選べればより納得のいく選択ができたのではないか、と思っています。

いきみ逃しの方法をたくさん調べておく

ソフロロジー呼吸法や、はんなりママさんのいきみ逃しの方法は事前に動画を見て学んでいたのですが、夜中に陣痛が来たため、寝たままでできるいきみ逃しの方法を知っておけば良かったと思いました。

上記の方法が自分に合わなかった時のためにも色々な方法を事前に知っておくのがオススメです。

私がみた動画はこちらにもまとめているので良かったらご覧ください↓

konomamaowaru.hatenablog.jp

おまけ2〜出産にかかった費用

出産にかかった費用の一覧をまとめた記事はこちらです↓

konomamaowaru.hatenablog.jp