最近よく聞く”幹細胞”
なかなか市場規模が出てこないので、
どれくらいの市場規模があるのか、
今流行りの幹細胞美容ってどうなの?というのを調べてみました。
幹細胞とは?
幹細胞とは、私たちの細胞の中で、
新しい細胞を再び産みだすことのできる細胞で、
色々な細胞になることができる細胞のことだそうです。
この性質を利用して、怪我や病気を治す医療分野での取り組みや、
美容分野でも注目を集めています。
幹細胞の市場規模(世界)
まだまだ発展途上の市場のようで、なかなか明確な市場規模がなく^^;
以下の3つのレポートから市場規模を推測してみます。
レポート名 | 調査会社 | 発表日 | 規模($) | 日本円 |
---|---|---|---|---|
幹細胞治療の世界市場規模 | Panorama Data Insights | 2022年2月22日 | 188百万$ | 200億円 |
世界の幹細胞市場 | Kenneth Research | 2021年9月28日 | 121憶$ | 1.6兆円 |
幹細胞製造の世界市場 | 株式会社グローバルインフォメーション | 2021年7月19日 | 115憶$ | 1.5兆円 |
*Kenneth Researchは2022の規模
これらを見ると、だいたい世界合計で1.5兆円前後
2030年には2.5兆円程度になることが予想されます。
図でも書いてみました↓↓↓
幹細胞の市場規模(日本)
残念ながら私が探した限りでは、日本に特化した幹細胞の市場規模はありませんでした。。
唯一見つけられたのが、最近注目を浴びている”幹細胞美容市場”の規模。
日本では2017年に、幹細胞美容だけで約500億円程度のようです。
まず市場背景として、「ヒト幹細胞コスメ」は美容先進国と呼ばれるアメリカではここ数年で1兆円市場に、それに次ぐ韓国でも1,000億円市場にまで成長してきています。日本では国内で初登場した2014年以来、年々注目度が増し、2017年は500億円市場にまで成長が見込まれています。(※)
まだまだ日本ではこれから普及する段階といことでしょう。
実際、こちらのアンケート(2020年、1130人対象)では、
「ヒト幹細胞コスメを使用したことはありますか?」と質問に、
『ある』と回答したのは、11.3%となっています。
幹細胞関連会社(日本)
関連する会社にはどんな会社があるのか、調べてみました。
セルソース株式会社
リンク:会社概要|セルソース株式会社
本社所在地:東京都渋谷区渋谷1丁目19-5
創業年:2015年11月30日
売上:29億円(2021年10月期)
サービス概要:
・医療機関に幹細胞の加工受託サービスを提供している
・2021年10月時点で提携先の医療機関は1100機関を越える
細胞等加工受託サービスにいち早く参入し拡大市場で成長を続ける――セルソース株式会社 代表取締役社長CEO 裙本 理人 | ジャパニーズインベスター | 投資家ネット
アンチエイジング株式会社
本社所在地: 東京都港区南青山3-4-6 AOYAMA346 3F
創業年:2012年8月8日
売上:?
サービス概要:
・「ヒト幹細胞培養液」専門の原料メーカー。
・2012年初めてヒト幹細胞培養液を日本に持ち込み、化粧品として利用できるように化粧品原料の表示名称を登録。
STEMCELL & Co.株式会社(ステムセルアンドカンパニー株式会社)
本社所在地:東京都港区赤坂8-5-40 ペガサス青山 611号室
創業年:2022年
売上:?
サービス概要:
・100%日本人ドナー、100%日本製造のヒト臍帯由来培養上清液をエステや美容室向けに販売する
そのほか参考リンク